Z世代である私が、ゲームを買わずに見て満足する理由

タイトルにゲームを買わず、と書いてあるが、私は最近三本ほどゲームを買いましたてへっ。

ですが、どれもまだ未クリア。まあ、その内二本はスプラトゥーンどう森という、いわゆる無限げーの類なのですが、それでも十分楽しんだといえるほど堪能していない。

休日何してんの?って職場で聞かれることあるけど、「寝てますねー」としか答えられない。これは半分どころか10割その通りなのだが、実際は”寝ながら”配信を見ている。

四月と言ってもまだ起きると極寒のようで、体が布団と融合してしまい融合解除の呪文を持っていない自分は、おなかが減ってもトイレに行きたくてもなかなか起き上がることができない。一歩も動かず寝たままDTMができれば、寝たままクリエイティブな活動ができればどれほどいいか考えたことも3度くらいあった気がする。

その中で。スマホゲームもしゃぶりつくして三年前にはとうに飽きていた私が、半分死体と認知されるである身体で行えることは、お好みのお配信をご視聴することである。

本田翼をはじめ、著名な芸能人がこぞって配信をする中で、私が進んで視聴するのはもっぱら、ニコニコ生放送やオープンレックで数年間にわたり配信を続けている猛者配信者だ。

彼らは、やれ素人だ、芸能人が来たらかなわない、と言われている配信界で、飽きることなくずっと配信を続けている。

一年間も続けられることが呼吸くらいしかない私にとってそれはとてもまぶしく、嫉妬心をもって彼らを尊敬している。

 

コンテンツにお金が絡むとろくなことにならない。

というより、お金が絡むと途端につまらなく見えてしまう。

どこかでそう思っているからか、私は未だに芸能人の生配信は一度も見たことがなく、家に帰ればすぐにオープンレックでおえちゃんやノリヒト君の放送をつけるのだ。

 

彼らはいつまで配信を続けてくれるのだろうか、そもそも配信は今後どのように進化するのか?コメントをして読んでもらう、それによって放送主がアクションを起こし、画面の前でニヤニヤするという様式美が好きで配信を見ているが、オフ会や凸待ちなどでこれ以上かかわりあいたいとは全く思わない。

SAOのようにVR内で距離がバグったように近くなってしまうのは、まったくもって素晴らしいとは思わないし、実際にそうなる未来が遠くないかもしれないが、そうなる未来は予想もできない。

予想はできないが、予想できないことが革新的な技術と言えるための条件であるとは思う。

 

今日も、つまらないことを考えるふりをしながら、知り合いでもない人の声を聴きつつご飯でも食べて寝ようと思います。